技術士二次試験の通信講座費用を比較!安いのはどこ?

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技術士二次試験の通信講座費用を徹底比較!あなたに最適な安くて質の高い講座はどれ?


日本の科学技術分野における最高峰の国家資格であり、エンジニアにとって最高位の称号とも言われる「技術士」。その最終関門として立ちはだかるのが「技術士二次試験」です。建設、電気電子、機械、情報工学など全21の技術部門に分かれて実施されるこの試験は、有資格者に対して業界内で絶大な信頼とステータスをもたらし、大手企業への就職・転職、社内での昇格、さらには独立開業において最強の武器となります。


しかし、その圧倒的な価値に比例して、技術士二次試験の難易度は数ある国家資格の中でも群を抜いて高いことで知られています。試験の本質が単なる知識の暗記ではなく、正解のない複雑な社会課題に対して技術者としての見解を論文で論理的に述べる能力(コンピテンシー)を問うものであるため、合格率は例年10%〜15%程度という極めて厳しい数字で推移しています。すでに現場の第一線で活躍しているプロの技術者たちが何年挑戦しても合格できず、泥沼に陥ってしまうケースも珍しくありません。


この超難関試験を突破し、見事一発合格の栄冠を勝ち取るためには、自分自身の弱点を客観的に指摘し、正しい論文の書き方を指導してくれる「通信講座」や「スクール」の活用がほぼ必須と言えます。しかし、技術士の通信講座は提供している学校によって費用やサポート内容が大きく異なり、数万円の格安講座から数十万円のプレミアムな指導まで多岐にわたります。


本記事では、技術士二次試験対策を提供している主要な通信講座の費用、カリキュラムの特徴、添削回数などを徹底的に比較し、どこが一番安いのか、費用対効果が最も高いのはどこか、自分の知識レベルや受験部門に最適な講座の選び方まで余すところなく解説します。これから技術士という頂を目指す方は、ぜひこの記事を参考にして、あなたにとって最高の学習パートナーを見つけてください。


技術士二次試験における「本当の費用」とは?受験料から登録料までの総額を把握する


通信講座の費用を比較する前に、まずは技術士二次試験を受験し、最終的に資格を取得するまでに「最低限必ずかかってしまう固定費用」について正確に把握しておきましょう。資格取得にかかる総額を知ることで、通信講座にどれくらいの予算を投資できるかが見えてきます。


技術士の資格取得には、受験料だけでなく、合格後の登録費用なども含めると決して安くはない金額が必要になります。特に近年は各種手数料の改定が行われているため、最新の情報を知っておくことが重要です。


まず、試験そのものにかかる「受験手数料」です。長年14,000円で据え置かれていましたが、近年の物価高騰や試験運営費用の増加に伴い、実に32年ぶりの価格改定が行われ、現在は「20,500円(非課税)」へと大幅に値上げされています。国家資格の中でも比較的高額な部類に入ります。


次に、受験申込書の作成に必要な証明写真代(約1,000円〜3,000円程度)や、試験当日に使用する筆記用具、日々の学習で使用する原稿用紙やルーズリーフなどの文房具代として数千円がかかります。


さらに、見事筆記試験を突破した後に待ち受ける「口頭試験(面接)」にかかる費用も忘れてはいけません。技術士二次試験の口頭試験は、原則として東京都内の会場でのみ実施されます。地方在住の受験生の場合、新幹線や飛行機などの往復の交通費に加え、試験前日の宿泊費(ホテル代)が必要になるケースが大半です。遠方からの受験であれば、これだけで3万円〜5万円以上の出費となります。


そして、過酷な口頭試験をクリアし、最終合格を果たした後に技術士として名乗るためには、国への登録手続きが必要です。この登録には「登録免許税(収入印紙)」として30,000円、さらに「登録手数料」として6,500円が必要となり、合計で36,500円の初期登録費用が発生します。


これらをすべて合計すると、通信講座の費用を一切含めない完全な独学であったとしても、最終的に技術士の免状を手にするまでには「約7万円〜12万円程度(地方在住者の場合はさらにプラス)」の出費が避けられません。つまり、技術士試験への挑戦はそれ自体が大きなプロジェクトであり、ここに数万円〜十数万円の通信講座費用を上乗せすることは、将来の年収アップやキャリア形成に向けた「極めて重要な自己投資」となるのです。


なぜ技術士二次試験に通信講座・添削指導が必須と言われるのか?独学の限界


技術士の受験生の中には、「一次試験は市販のテキストだけで独学で合格できたから、二次試験も独学でなんとかなるだろう」と考える方が非常に多く存在します。しかし、二次試験において完全な独学を貫くことは、極めてリスクが高く、何年もの時間と受験料を無駄にする原因になりがちです。なぜ通信講座やプロによる添削指導が必要不可欠なのか、その理由である「技術士二次試験特有の3つの壁」を解説します。


第一の壁は、「知識の暗記ではなく、コンピテンシーの証明が求められること」です。二次試験の筆記試験は、制限時間内に原稿用紙数枚分(数千文字)の論文を手書きで記述する形式です。試験官は、あなたが書いた論文の文章の中から、技術士として必要な資質能力(課題解決能力、マネジメント能力、評価、コミュニケーション能力、技術者倫理など)が備わっているかを厳格に採点します。どれだけ専門的な技術知識を羅列しても、このコンピテンシーの型に沿った論理展開になっていなければ、容赦なく不合格となります。この技術士特有の論文の型は、市販のテキストを読むだけでは決して身につきません。


第二の壁は、「明確な模範解答が存在せず、自己添削が不可能であること」です。マークシート試験であれば過去問の答え合わせは一瞬ですが、論文試験にはただ一つの正解がありません。自分が一生懸命書いた論文が、果たして試験官の目にどう映るのか、論理の飛躍はないか、国の施策トレンドとズレていないかなどを、自分一人の視点で客観的に採点することは不可能です。自分の弱点に気づけないまま、毎年同じような不合格論文を試験会場で量産し続けてしまう独学者が後を絶ちません。だからこそ、すでに合格基準を熟知しているプロの講師や現役技術士による第三者の添削が絶対に必要なのです。


第三の壁は、「口頭試験に直結する業務経歴書の罠」です。4月の受験申込時に提出する業務経歴書と業務内容の詳細という書類は、単なる事務書類ではなく、冬の口頭試験における試験官からの質問のベースとなる「極めて重要なプレゼン資料」です。ここで技術士にふさわしくない業務の書き方をしてしまうと、筆記試験にまぐれで受かっても、口頭試験で徹底的に矛盾を突かれて必ず落とされます。通信講座の多くは、この業務経歴書の添削からサポートしてくれるため、入り口の段階で致命的なミスを犯すリスクをゼロにすることができます。


これらの壁を一人で乗り越えるための膨大な試行錯誤の時間をショートカットし、正しい方向へ導いてくれる羅針盤こそが、通信講座にお金を払う最大の価値なのです。


【一覧比較】技術士二次試験の主要な通信講座の費用と特徴まとめ


ここでは、技術士二次試験対策を提供している主要な通信講座の費用(受講料)と、そのカリキュラムの核となる特徴を一覧表で比較します。各社とも様々なコースを用意していますが、ここでは最もスタンダードな「筆記試験対策+添削指導」が含まれたコースを中心に記載しています。ご自身の予算や求めるサポート体制と照らし合わせてみてください。


講座名・スクール名 費用の目安(税込) 添削の有無・回数 主な特徴・強み
スタディング(STUDYing) 約30,000円〜70,000円 あり(計10回)※コースによる 業界最安級の圧倒的コスパ。スマホ学習に特化しスキマ時間でのインプットに最適。添削付きコースは全部門に対応しておりバランスが良い。
技術士Lock-On 約44,000円〜93,000円 あり(4回〜) 低価格ながらチャットによる無制限の質疑応答やマンツーマンのZoom面談サポートが充実。過去の合格者再現答案などのデータも豊富。
アガルートアカデミー 約107,000円〜151,000円 あり(8回〜9回) 20部門に対応した高品質フルパッケージ。回数無制限の質問制度に加え豪華なお祝い金や返金制度(条件あり)が大きな魅力。
SAT 約120,000円〜164,000円 あり(10回〜15回) 現場系資格に強いノウハウが凝縮。分かりやすい映像講義とEラーニングシステムの完成度が抜群。添削回数も多く手厚い指導。
ガチンコ技術士学園 約45,000円〜248,000円 あり(A判定まで無制限等) 建設部門、上下水道部門、総合技術監理部門に特化。A判定になるまで無制限添削など部門を絞った専門的かつ熱血な指導が特徴。
JES(日本エンジニアリング出版) 約350,000円〜420,000円 あり(無制限等) 合格まで導くハイエンドなコンサルティング型スクール。対面セミナーや極めて深い個別指導がウリ。絶対に諦めない人向け。


上記の表からも分かるように、技術士二次試験の通信講座は「動画視聴やテキストのみの自己学習型(安い)」から「添削回数が決まっている標準型(中間)」、そして「無制限の添削や面談がつくコンサルティング型(高い)」へと、サポートの深さに比例して費用が大きく跳ね上がる構造になっています。ご自身の現在の文章力や、どこまで手厚いサポートを必要としているかを見極めることが重要です。


ここからは、それぞれの価格帯ごとに代表的な通信講座をピックアップし、その強みと特徴、どのような人におすすめなのかをさらに深掘りして解説していきます。


コスパ最強!費用を極限まで抑えたい方向けの格安・低価格講座


「できるだけ費用はかけたくないが、独学では不安なので質の高い動画講義や最低限の添削は受けたい」という、コストパフォーマンスを最重視する受験生に最適な講座をご紹介します。


スタディング(STUDYing):業界最安級のスマホ特化型講座


近年、あらゆる資格試験において圧倒的な低価格とスマホ学習への特化で爆発的に受講者数を伸ばしているのがスタディングです。技術士二次試験対策においても、その驚異的なコストパフォーマンスはいかんなく発揮されています。


スタディングの最大の魅力は、その受講料の安さにあります。動画講義とWEBテキストのみのコースであれば約3万円弱、プロによる添削(申込書の添削を含む合計10回分)と質問カードがセットになったフルコースであっても約7万円弱という、他社の半額以下の価格設定を実現しています。なぜこれほど安いのかというと、教室を持たず、テキストも原則としてすべてWEB上での閲覧に限定し、徹底的なIT化によるコスト削減を行っているからです。


講義動画は1回あたり短時間に細分化されており、通勤電車の車内や昼休みなどのちょっとしたスキマ時間を有効活用してインプット学習を進められるように設計されています。動画の画質や分かりやすさも非常に高く、最新の学習環境が手に入ります。


添削付きのコースでは、受験申込書の業務経歴の添削が1回、必須科目や選択科目、さらには口頭試験対策の添削までバランスよく合計10回分の権利が付与されており、格安でありながら技術士試験に必要なサポートを一通り網羅している点が非常に高く評価されています。全部門に対応しているため、どの技術部門の受験生でも安心して選ぶことができます。


【こんな人におすすめ】
・とにかく受講費用を安く抑えつつ、質の高い添削を受けたい方
・重いテキストを持ち歩かず、スマホ一台でスマートに学習を進めたい方
・通勤時間などのスキマ時間を最大限に勉強に充てたい多忙な方


技術士Lock-On:低価格で充実したコンテンツとマンツーマン面談


スタディングに次いで、低価格帯でありながら非常にユニークで手厚いサポートを展開しているのが「技術士Lock-On」です。初めて受講する場合は約44,000円、論文添削を4回分セットにしたコースでも約93,000円と、10万円を切る価格設定が魅力です。


この講座の最大の特徴は、デジタルコンテンツの豊富さと、距離感の近い手厚いコミュニケーションサポートにあります。圧倒的なボリュームの動画講座に加え、過去問題の分析エクセルシートや、過去の合格者による貴重な再現解答などのデータが提供されます。独学では絶対に手に入らない合格者の生の答案を見ることができるのは、論文の型を学ぶ上で極めて大きなアドバンテージとなります。


また、チャットツールを利用して、学習に関する質問を無制限に行うことができるため、疑問をその日のうちに解消することができます。さらに、事前に予約をすればマンツーマンでのZoom面談サポートを受けることも可能であり、論文の書き方の方向性や業務経歴書の棚卸しについて、直接プロの講師からアドバイスをもらえるという、低価格帯の講座とは思えないパーソナルな指導が用意されています。


【こんな人におすすめ】
・過去の合格者の再現答案を大量に読み込んで、論文の型を研究したい方
・分からないことがあったら、チャットで気軽にすぐ質問したい方
・低価格でも、Zoomを使った対面に近いアドバイス(面談)が欲しい方


合格率重視!充実した添削とフルサポートが魅力の総合講座


「費用は10万円を超えても構わないので、絶対に一発合格するための充実したカリキュラムと、手厚い質問サポート、そして何より質の高い添削指導を受けたい」という、本気度と合格率を最重視する受験生に選ばれているのが、この価格帯の総合講座です。


アガルートアカデミー:全部門対応の高品質フルパッケージ


難関資格のオンライン予備校として近年急速にブランド力を高めているアガルートアカデミーは、技術士二次試験においても非常に完成度の高いフルパッケージ講座を提供しています。受講料は約10万円強から(総合技術監理部門は少し高くなります)、プロの講師陣による質の高い映像講義と、製本されたオリジナルフルカラーテキスト、そして手厚い添削指導がセットになっています。


アガルートの特筆すべき強みは、技術士二次試験の「全20部門」に対応している点です(総合技術監理部門も別途対応)。技術士の通信講座の中には、受験者数の多い建設部門や上下水道部門しか添削を受け付けていないスクールも少なくありませんが、アガルートであれば、機械部門、電気電子部門、情報工学部門、環境部門など、比較的マイナーな部門の受験生であっても、その部門に精通した専門家からの質の高い添削(8〜9回分)を受けることができます。


さらに、学習を進める中で生じた疑問点は、オンラインシステムを通じて回数無制限で質問することができ、講師から直接回答をもらうことができます。そして最大の目玉とも言えるのが、アガルート独自の強力な「合格特典」です。見事試験に合格し、合格体験記の提出やインタビューへの出演などの条件を満たすと、受講料の全額返金または豪華なお祝い金の進呈という、他社にはない圧倒的なインセンティブが用意されています。この特典をモチベーションにして、死に物狂いで学習に励む受験生が続出しています。


【こんな人におすすめ】
・マイナーな技術部門を受験する予定で、専門的な添削をしてくれる講座を探している方
・「合格したら全額返金」という強力な目標をモチベーションにして頑張りたい方
・Web上のテキストだけでなく、しっかりとした製本テキストを手元に置いて学習したい方


SAT:映像講義の分かりやすさとEラーニングの完成度が抜群


電験三種や施工管理技士など、現場系・技術系の国家資格において圧倒的な知名度と合格実績を誇るSATの通信講座です。受講料は約12万円から16万円台とミドル〜ハイエンドの価格帯になりますが、その費用に見合うだけの最高品質の教材と学習システムが提供されます。


SATの最大の武器は、難しい理論や複雑なシステムを視覚的に直感で理解させるフルカラーテキストと、それに完璧に連動した極上の映像講義です。講師はホワイトボードやスライドを駆使し、単なる文字の読み上げではなく、「なぜこの社会課題が起きているのか」「技術士としてどう解決すべきか」という思考のプロセスを非常に分かりやすく噛み砕いて解説してくれます。活字を読むだけでは眠くなってしまうという方でも、SATの講義であればテレビ番組を見るように自然と知識が頭に入ってきます。


また、提出すべき添削課題は合計10回から15回(コースによる)と非常に豊富に用意されており、業務経歴書の作成から、必須科目・選択科目の論文記述、さらには口頭試験対策に至るまで、極めて緻密できめ細かい指導を受けることができます。Eラーニングシステムの操作性も抜群で、スマホでの学習進捗管理や動画視聴のストレスが全くありません。現場で働く技術者のライフスタイルを知り尽くしたSATならではの、挫折させない工夫が随所に凝らされた講座です。


【こんな人におすすめ】
・テキストの文字を読むのが苦手で、視覚的に分かりやすい講義動画を重視する方
・現場系の資格でSATの教材にお世話になり、その分かりやすさを信頼している方
・添削回数が豊富で、論文の書き直し(リライト)を徹底的に指導してほしい方


専門部門特化や手厚い個別指導を求める方向けのプレミアム講座


「何度受験しても筆記試験で落ちてしまう」「お金はいくらかかってもいいから、絶対に今年合格させてくれる最高峰のコンサルティング指導を受けたい」という、本気の覚悟を持った受験生のためのハイエンドな講座や、特定の部門に特化したスクールをご紹介します。


JES(日本エンジニアリング出版):圧倒的な実績を誇るハイエンドスクール


技術士試験の受験指導において、伝説的な実績と知名度を誇るのがJES(日本エンジニアリング出版)です。こちらの講座の最大の特徴は、その圧倒的な受講料の高さと、それに比例した狂気とも言えるほどの手厚く深い指導にあります。


JESが提供するフルコースは、受講料が約35万円から42万円という、他社の通信講座とは一線を画す極めて高額な価格設定となっています。なぜこれほど高いのかというと、JESのカリキュラムは単なるテキストの送付と添削にとどまらず、ほぼ「技術士試験に特化した個別コンサルティング」の領域に踏み込んでいるからです。


受講生は、指定された日程で東京の会場で行われる対面セミナー(遠方の場合はインターネット参加も可能)に何度も参加し、プロの講師陣から直接、技術士としての思考法や独自のメソッドを叩き込まれます。また、業務経歴書の添削から論文指導、口頭試験の模擬面接に至るまで、受講生が「合格レベルに達するまで」徹底的に、妥協なく個別指導が行われます。特に、何度も不合格を繰り返して自分の論文の何が悪いのか完全に迷子になってしまっている多浪生に対して、根本的な思考のクセを修正し、合格まで強引に引き上げる力強さは他校の追随を許しません。絶対に諦めないという強い意志と資金力がある方にとって、最強の切り札となるスクールです。


【こんな人におすすめ】
・何年も不合格が続いており、今年こそ何が何でも、お金に糸目をつけずに合格したい方
・通信だけでなく、対面での厳しいセミナーや個別コンサルティング指導を受けたい方
・JES独自の論文作成メソッドを根本から叩き込まれたい方


ガチンコ技術士学園:建設・上下水道部門に特化した専門指導


技術士試験の中で最も受験者数が多い「建設部門」や「上下水道部門」、そして技術士のさらに上のステータスとされる「総合技術監理部門(総監)」の受験生に強くおすすめしたいのが、ガチンコ技術士学園です。受講料は約45,000円から、手厚いフルコースになると248,000円程度と幅広く設定されています。


このスクールの最大の特徴は、対応している技術部門をあえて絞り込み、その部門に特化した極めて専門性の高い指導を行っている点です。全部門を広く浅くカバーする予備校とは異なり、建設や上下水道の最新の法改正、国土交通省の政策動向、現場のトレンドなどを深く熟知した専門の講師陣が、現場のリアリティに満ちた論文指導を行ってくれます。


特に人気の高いコースでは、提出した論文が試験官から見て確実に合格圏内である「A判定」を獲得するまで、何度でも無制限に追加添削を行ってくれるという熱血指導が用意されています。自分が書いた論文がなぜB判定やC判定になってしまうのか、プロの目線から厳しいダメ出しを受け、それを自らの手で修正して再提出するという過酷なサイクルを繰り返すことで、本番でどのような難題が出題されても揺るがない、鋼のような論文構築力が身につきます。


【こんな人におすすめ】
・「建設部門」「上下水道部門」「総合技術監理部門」を受験する予定の方
・自分が書いた論文が完璧な「A判定」になるまで、何度でも厳しく添削してほしい方
・各部門の現場の最前線を知り尽くした、部門特化型の専門家から指導を受けたい方


技術士二次試験の通信講座を選ぶ際の5つの極意


これまでに紹介したように、通信講座にはそれぞれ明確な個性と価格差があります。安易に「一番安いから」「一番有名だから」という理由だけで選んでしまうと、自分の学習スタイルと合わずに後悔することになりかねません。失敗しない講座選びのための5つの極意をお伝えします。


1. 自分の受験する「技術部門」の添削に対応しているか確認する


講座選びにおいて最も初歩的でありながら最も重要なのが、「自分が受験する技術部門の専門添削に対応しているか」という点です。必須科目Ⅰ(全部門共通の一般教養的な課題)の添削はどのスクールでも行っていますが、選択科目Ⅱ・Ⅲの添削となると話は別です。
アガルートやスタディングのように全部門対応を謳っている講座であれば問題ありませんが、スクールによっては「建設、上下水道、電気電子、機械にしか専門の添削講師がいません」というケースが多々あります。特に航空・宇宙部門や船舶・海洋部門といったマイナーな部門を受験する方は、受講を申し込む前に必ず「自分の部門の専門的な内容まで深く添削してもらえるか」を問い合わせて確認してください。


2. 論文の「添削回数」と「リライト指導」の質を見極める


技術士二次試験の学習において、最も実力が伸びるのは動画を見ている時間ではなく、「一度ダメ出しされた自分の論文を、アドバイスをもとに書き直している(リライトしている)時間」です。
格安の講座の中には添削は全部で3回のみと回数が極端に少ないものがあります。初学者の場合、最初の3回は論文の体裁や書き方の初歩的なミスを指摘されるだけで終わってしまい、本当に内容を深めるためのリライト添削にまで辿り着けません。できれば10回以上の添削回数が確保されているコースか、ガチンコ技術士学園のようにA判定になるまで再添削可能といったリライトを前提としたシステムを採用している講座を選ぶことを強くおすすめします。


3. 動画講義(インプット)と添削(アウトプット)のバランス


あなたの現在の実力によって、求めるべき講座のバランスは変わります。
技術士の試験制度自体がよく分かっておらず、論文の書き方の基礎から動画で丁寧に教えてほしいという完全初学者の場合は、SATやアガルートのような動画講義(インプット)が充実している講座が適しています。
一方で、すでに何度も受験しており、知識は十分にあるがどうしても筆記試験を突破できないという多浪生や実務経験豊富な方の場合は、長時間の動画講義を見るのは時間の無駄になる可能性があります。インプット教材は最小限に抑え、JESや専門の添削サービスなど、アウトプット(添削とコンサルティング)に特化した高額な指導に投資する方が、一発逆転の可能性が高まります。


4. 「総合技術監理部門(総監)」を受験する場合の特殊性


全21部門の上に君臨する、技術士の最高位ステータスとも言える総合技術監理部門を受験する場合は、講座選びにさらなる注意が必要です。総監の試験は、経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理という5つの管理技術を総合的に問うものであり、他の一般部門とは論文の書き方や思考のアプローチが全く異なります。
そのため、総監を受験する場合は、一般部門のコースに申し込むのではなく、各スクールが用意している「総合技術監理部門 専用コース」を必ず選択してください。総監のコースは一般部門よりも数万円高くなる傾向がありますが、総監特有の青本と呼ばれるキーワード集の解説や、専用の論文の型の指導が含まれているため、価格差以上の価値があります。


5. 冬の「口頭試験(模擬面接)」のサポートが含まれているか


7月の筆記試験のことばかりに目が行きがちですが、筆記を通過した後に待ち受ける口頭試験の対策も非常に重要です。口頭試験では、試験官からコンピテンシーに関する鋭い質問や、技術者倫理に関する圧迫気味の質問が飛んでくることがあります。
講座を選ぶ際は、コース料金の中に口頭試験の対策テキストや、Zoomなどを利用した模擬面接サポートが含まれているかどうかを必ず確認してください。筆記試験の添削だけを行って、口頭試験は別料金となっているスクールも存在します。最初から口頭試験までをパッケージとして見据えてくれている講座を選ぶと、筆記合格後に慌てずに済みます。


通信講座の費用を大幅に安くする!割引制度と給付金の活用法


数万円から数十万円もする通信講座の費用は、社会人にとって決して安い買い物ではありません。しかし、日本の資格支援制度や各スクールのキャンペーンを賢く利用することで、実質的な負担額を数万円単位で大幅に引き下げることが可能です。ここでは、誰もが知っておくべき費用削減のテクニックをご紹介します。


1. 最大10万円が戻ってくる「一般教育訓練給付制度」の活用


社会人の資格取得を国が強力に支援する制度として、「一般教育訓練給付制度」があります。これは、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し、修了要件を満たした上でハローワークに申請を行うと、自身が支払った受講料の「20%(上限10万円)」がハローワークからキャッシュバックされるという極めてお得な制度です。
雇用保険の被保険者期間が1年以上あるなど、一定の条件を満たす会社員であれば誰でも利用可能です。
技術士二次試験の通信講座においても、指定されている特定の講座やコースがこの一般教育訓練給付制度の対象となっています。例えば、10万円の講座を受講した場合、後から2万円が返ってくるため、実質8万円で受講できることになります。受講を検討している講座が給付金の対象となっているかどうかは、各スクールの公式サイトや資料請求で必ず確認してください。


2. 豪華すぎる「合格お祝い金」や「全額返金」制度を狙う


最近の通信講座業界でトレンドとなっているのが、見事試験に合格した受講生に対して、豪華な報酬をプレゼントする制度です。
例えば、アガルートアカデミーでは、対象コースを受講して技術士試験に合格し、合格体験記の執筆やインタビュー動画への出演などの所定の条件をクリアすると、受講料の全額返金または数万円の合格お祝い金の進呈という、破格の特典を選ぶことができます。合格すれば実質無料でプロの指導を受けられたことになり、これ以上ないコストパフォーマンスとなります。
また、SATやスタディングなどでも、合格体験記の提出などを条件に1万円程度の合格お祝い金やギフト券などが進呈される制度が用意されています。これらの特典は、絶対に合格して受講料を取り戻してやるという最強の学習モチベーションへと繋がるため、ぜひ積極的に狙っていきましょう。


3. 他の資格からのステップアップを応援する「Wライセンス割引」


技術士を受験する方の中には、すでに他の難関資格(電験、建築士、施工管理技士など)を保有している方が多くいらっしゃいます。各スクールでは、自社の他の資格講座を受講したことがあるOBに対して、再受講割引やステップアップ割引を提供しているケースが多々あります。
また、複数の資格に挑戦する方を応援するWライセンス割引などを実施しているスクール(スタディングなど)もあります。自分が該当する割引制度がないか、申し込み画面の直前で隅々までチェックするクセをつけてください。


4. 春先の「早割キャンペーン」を見逃さない


通信講座の受講料が最も安くなるタイミングは、各スクールが一斉にプロモーションを仕掛ける「春先(前年の本試験の合格発表後である3月〜4月頃)」や「秋口(前年の本試験直後である8月〜9月頃)」です。
早期申し込み割引キャンペーンと銘打って、通常価格から10%〜20%オフ、あるいは数万円引きといった大幅なディスカウントが行われます。技術士の学習は長期間に及ぶため、早めに決断して早割の期間内に申し込むことは、時間を味方につけるだけでなく、お財布にも非常に優しい最も賢い選択と言えます。


高い講座を選べば合格できるのか?費用対効果の真実


通信講座の費用比較を見ていると、必ずと言っていいほど「3万円の講座と40万円の講座があるけれど、やっぱり高い講座を選ばないと合格できないのだろうか?」という根源的な疑問にぶつかります。


この疑問に対する明確な答えは、「高い講座を選んだからといって自動的に合格できるわけではない。しかし、自分の弱点を補ってくれる適切な投資であれば、高い講座は一生の財産を生み出す最高の費用対効果を発揮する」ということです。


技術士という資格は、取得することで社内での昇格要件を満たしたり、月に2万円〜5万円の資格手当が生涯にわたって支給されたりするケースが多々あります。仮に月に3万円の手当がつくとすれば、年間で36万円、10年で360万円ものリターンを生み出します。さらに、転職市場での価値向上や、独立コンサルタントとしての道が開けることを考えれば、その経済的価値は計り知れません。


もしあなたが独学や安い講座にこだわって何年も不合格を繰り返し、その間の資格手当を取り損ねているとしたら、それは目に見えない数百万単位の機会損失を垂れ流していることになります。


自己管理が得意で、論理的な文章を書くことに慣れており、ちょっとした添削で軌道修正ができる方であれば、スタディングのような数万円の安い講座でも十分に一発合格は可能です。しかし、文章を書くのが大の苦手で、自分の思考のクセを根底から矯正してもらわなければ合格のビジョンが見えないという方であれば、JESのような40万円のコンサルティング講座に投資してでも、最短で1年で合格を勝ち取る方が、生涯年収の観点から見れば圧倒的に高いコストパフォーマンスを発揮するのです。


費用だけを見るのではなく、その講座が自分の技術士試験における弱点を解消してくれるかという視点で投資対効果を見極めてください。


独学と通信講座を組み合わせて費用を抑える裏技「ハイブリッド学習法」


「どうしても数十万円のコースに申し込む予算はないけれど、プロの添削だけは絶対に受けたい」という方のために、費用を極限まで抑えつつ質の高いフィードバックを得る裏技的なアプローチをご紹介します。


それは、「インプット教材は市販の書籍やYouTubeなどの無料コンテンツで独学し、アウトプットである論文添削や模擬面接だけを単発で外注する」というハイブリッド学習法です。


技術士試験の対策業界には、総合的な通信講座とは別に、単発で添削サービスを提供している個人の技術士やオンラインのコミュニティが存在します。例えば、著名な技術士コミュニティに参加し、そこで提供されている添削サービスを利用したり、スキルマーケットを利用して自分の受験部門に合致した現役の技術士を探し、1論文あたり数千円〜1万円程度で個別に添削を依頼するといった方法です。


このハイブリッド学習法のメリットは、自分の必要なタイミングで、必要な回数だけ課金できるため、総費用を非常に安く抑えられる点にあります。市販の過去問題集と数回の個別添削を組み合わせれば、5万円以下の予算で高度な対策が完了します。


ただし、デメリットもあります。単発の添削では、一から手取り足取りカリキュラムを組んで指導してくれるわけではないため、そもそも論文の骨子とは何か、国の白書をどう読み解くかといった学習の土台部分は、すべて自分自身で自己管理してインプットしなければなりません。非常に高いモチベーションと自己管理能力が求められる玄人向けの学習法と言えます。


通信講座を120%活用して一発合格するための学習スケジュール


数万円から数十万円の身銭を切って通信講座に申し込んだからには、そのカリキュラムを限界まで使い倒さなければ損です。通信講座をペースメーカーとして活用し、7月の筆記試験に一発合格するための「王道の10ヶ月スケジュール」をご紹介します。


【前年10月〜12月:業務の棚卸しと動画インプット期】
通信講座の教材が届いたら、まずは動画講義を1.5倍速などで一気に視聴し、技術士試験の全体像やコンピテンシーの概念を頭に叩き込みます。この時期はノートに綺麗にまとめる必要はありません。同時に、講座の指導に従って、これまでの自分の業務経歴の棚卸しを行い、4月の申込書提出に向けた業務の詳細のドラフト作成を開始します。早い段階で添削講師にドラフトを見てもらい、方向性が技術士として間違っていないか確認しておきましょう。


【当年1月〜3月:白書の読み込みと「論文骨子」の量産期】
年が明けたら、通信講座で指定されている国土交通白書などの必須資料を読み込み、時事キーワードを収集します。そして、過去問に対する論文の骨子(見出しと構成の設計図)を作成する訓練を始めます。まだフル論文を手書きする必要はありません。課題を3つ挙げる、最も重要な課題を深掘りする、解決策を3つ提示する、新たなリスクを述べるという王道のフォーマットを、骨子作成を通じて徹底的に身体に染み込ませます。作成した骨子を通信講座の講師に添削してもらい、論理展開に飛躍がないか確認を繰り返します。


【当年4月〜6月:手書きの猛特訓とリライト期】
受験申込書を無事に提出し終えたら、いよいよ本番の原稿用紙を使った手書きの猛特訓に突入します。時間を測りながら、作成した骨子をもとに数千文字をノンストップで書き切る練習を行います。ここで書き上げた論文を通信講座の添削に提出し、真っ赤に修正されて返ってきた答案と真摯に向き合います。指摘された弱点を修正し、同じ問題で完璧な論文が書けるようになるまでリライトと再添削を繰り返してください。通信講座の価値は、このリライト添削にこそあります。


【当年7月:タイムマネジメントと最終調整期】
試験直前の1ヶ月は、新しい問題には手を出さず、これまで添削を受けて完璧に仕上がった自分の模範論文を何度も読み返し、キーワードや言い回しを暗記します。また、休日を利用して、本番と全く同じタイムスケジュールで過去問を通しで解くシミュレーションを行い、時間配分や腕の疲労度を確認しておきます。


【当年11月〜12月:口頭試験の模擬面接期】
7月の筆記試験が終わった直後に必ず自分の再現答案を作成して保管しておいてください。秋に筆記試験の合格発表があり見事通過していたら、通信講座の口頭試験対策サポートをフル活用します。プロの講師を相手にZoomなどで模擬面接を実施し、自分の業務経歴やコンピテンシーについて、簡潔かつ論理的に回答できるまで何度も発声練習を繰り返します。


技術士二次試験の費用・講座に関するよくある質問(Q&A)


Q. 通信講座の添削は、手書きの原稿用紙を郵送しなければならないのでしょうか?
A. 講座によって異なりますが、現在の大半の通信講座(アガルート、スタディング、SATなど)では、手書きで作成した答案をスマートフォンでスキャン(写真撮影)してPDF化し、Web上のシステムからデータをアップロードして提出する方式が主流となっています。添削された答案もPDFで返却されるため、郵送のタイムラグがなく、非常にスピーディーに学習サイクルを回すことができます。もちろんテキストデータでの提出を受け付けている場合もありますが、本番の手書きの感覚を養うためにも、普段から原稿用紙に手書きしたものをスキャンして提出することをおすすめします。


Q. 筆記試験で不合格になった場合、口頭試験の対策費用は無駄になってしまいますか?
A. フルパッケージの講座に申し込んだ場合、筆記試験で不合格になってしまうと、冬の口頭試験対策の権利を行使できずに終わってしまうことは事実です。そのため、スクールによっては筆記試験対策コースと口頭試験対策コースを明確に分けて販売しており、筆記に合格したことが分かってから口頭試験のコースを別途購入できるシステムを採用しているところもあります。ご自身の予算やリスク許容度に合わせて、フルパッケージを選ぶか、分割して購入するかを検討してください。


Q. マイナーな技術部門を受験するのですが、対応している講座はありますか?
A. 非常にマイナーな技術部門の場合、専門の添削講師を確保することが難しいため、予備校などでは特定の部門に限ると限定しているケースが多いです。全部門に対応していると公言している講座はスタディングやアガルートアカデミーなどです。また、高額にはなりますがJESのような技術士専門のコンサルティングスクールであれば、あらゆる部門の専門家とのパイプがあるため、マイナー部門であっても深い指導を受けられる可能性が高いです。必ず受講前に窓口へ問い合わせてください。


まとめ:技術士二次試験は「時間をお金で買う」自己投資。最適な講座で栄冠を!


技術士二次試験は、日本の全エンジニアにとって憧れの最高峰の称号であり、その取得は一生モノの絶大な社会的信頼と、技術者としての高いステータスを約束してくれます。しかし、合格率10%台という数字、そして実務のプロたちが半分以上不合格になるという現実は、この試験の壁がいかに高く険しいかを物語っています。


この広大で複雑な壁を、たった一人で乗り越えようとするのは非常に危険です。通信講座の費用である数万円から数十万円という金額は、一時的な出費としては確かに大きく感じられるかもしれません。しかし、それは独学で何年も迷走するはずだった無駄な時間をショートカットし、プロの客観的な視点を手に入れ、確実に合格を引き寄せるための最強の自己投資です。合格後に得られる資格手当や生涯年収の増加を考えれば、これほどリターンの大きい投資は他にありません。


費用を極限まで抑えたいならスタディングや技術士Lock-Onを、充実したフルサポートと合格特典を狙うならアガルートやSATを、そして絶対に諦めずにプロのコンサルティング指導でA判定をもぎ取りたいならJESやガチンコ技術士学園を。本記事の比較を参考に、あなたの現在の文章力、確保できる勉強時間、そして予算に最もフィットする最高の学習パートナーを見つけ出してください。


あなたが選んだ講座を信じ、日々の業務の合間を縫って泥臭く論文を手書きし続けた先に、技術者最高峰の称号という最高の達成感が待っています。今日という日が、あなたの技術士合格への最高のスタートダッシュとなることを心より応援しています。

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